【昆布ログ】運営者の「こんぶ先生」のプロフィールと歴史

昆布ログ運営者の「こんぶ先生」はどんな人?

いつも昆布ログをご利用いただき、ありがとうございます!

「こんぶ先生」のプロフィール

昆布生産量日本一の町である、北海道は南茅部町(みなみかやべちょう)出身&現住。
4歳から養殖昆布を手伝い、現在も夏場メインで作業をしている。
2015年に結婚し、相方の実家で養殖昆布をしているため、戦力として重宝される。
つまり、昆布とは永遠に離れられない関係である。

「こんぶ先生」の昆布作業の歴史
  • ①昆布の水揚げ量「日本一」の町、北海道の南茅部町で産声をあげる
  • ②南茅部町の夏は、「遊ぶ」ではなく「稼ぐ」が正しい習慣
  • ③4歳から朝3時に起きて養殖昆布の手伝いをはじめる
  • ④小学生くらいまで、昆布作業中に隠れて寝る技を身につける
  • ⑤寝ている事がバレて、バイト代から天引きされる(当たり前w)
  • ⑥高校生までは、夏は昆布バイトに勤しむ
  • ⑦高校生からは夏休みは帰省し、昆布バイトの戦力として活躍
  • ⑧専門学校のため2004年から札幌で生活する
  • ⑨社会人として2011年まで札幌ですごす
  • ⑧2011年の5月に南茅部に帰郷
  • ⑨夏の昆布だけでなく、出荷などにも力を注いでいる

現在も毎年夏場は朝3時に起床し、昆布の作業をしているということですw

昆布の水揚げ量日本一の町に住んでいるため、昆布の情報がすぐ手に入るだけでなく、生産者の生の声も聞く事ができるため、情報の質や鮮度に関しては信頼できるといえます。

とはいえ、昆布の水揚げ日本一が北海道の南茅部町(みなみかやべちょう)って聞いた事ないけど?と、思われるかもしれません。

現在、南茅部町は、函館市と合併した事で名前が無くなりました。今でいうと、函館市が昆布の水揚げ日本一、となります。

ですが、「昆布の水揚げ日本一が函館って本当なの??」って思いますよね。

函館のイメージといえば、「イカ」「ラッキーピエロ」「ハセガワストア」「夜景」ではないでしょうか?

 

昆布なんて1ミリもイメージにはないはずです。

そもそも昆布といえば、利尻・羅臼・日高というイメージだと思います。

つまりブランドイメージとしても、「函館」や「南茅部」という名前は浸透していません。。

我が地元でありながら、ブランドが浸透していないというのは納得できない、というのが本音です。

ですので、本サイトの目標の一つとして、南茅部の昆布の良さを発信しつつ、ブランドとしても確立したい、という狙いがあります。

昆布の水揚げ日本一の町、北海道の南茅部町ってどこ?

南茅部町がどこにあるのか、を知る前に、函館市がどこにあるのか?はご存知でしょうか?

イラスト北海道南茅部イラスト北海道函館

ざっくりとイラストで説明すると、本州・東北よりが函館で、より北海道の中心に近いのが南茅部となります。

天気予報は函館市ではなく室蘭市でみよう

プチ情報として、天気予報を函館市で見てしまうと、その正反対の天気となりますw

函館市に雨マークがあったとしても、函館市内は雨降り模様、南茅部は太陽サンサン、という状況がよくありますw

雪に関しても、函館市が大雪となっていたら、南茅部はまったく雪降らない、という状況は本当によくありますw

この南茅部あるあるですが、天気予報は南茅部の対岸にある室蘭市で見るのが正解、といえます。

昆布の水揚げ日本一なのに、ブランドイメージがないのはなぜなのか?

南茅部は昆布の水揚げ日本一です!

下記データは、北海道庁サイトのマリンネット北海道というデータベースサイトから引用し、昆布の水揚げの高い順にまとめたデータです。

北海道水産林務部総務課水産統計マリンネット北海道から引用

このデータを見ていただけるとわかる通り、1番の漁獲量はわが町である、南茅部町であることがわかります!

函館市という枠になれば、漁獲量としては年間で3,000トンを超える漁獲量となります。

なのに、昆布といえば、有名なのは利尻・羅臼・日高なのです。さらにいうと、そんな有名ブランドである地区の昆布の漁獲量は、圧倒的に少ない事がわかるはずです。

日高昆布に関しては、「えりも町」が1,888トンという漁獲量なので納得できますが、羅臼・利尻に関しては300トンほどです。

函館(南茅部)産の昆布は「天皇に納められた昆布=献上昆布」として有名です。

有名だけでなく、上質なダシがとれる高級昆布でもあります。

天皇に納める品が、粗末な物であるわけがありません。

だからこそ、不思議であり、自分がやるべき価値のあることだ!と考えているのです。

函館市のPRとしては、「函館真昆布(はこだてまこんぶ)」という名前でPRしています。個人的には「茅部昆布(かやべこんぶ)」という名前でPRしたいと考えています。

その理由は、漁獲量にあるとおり、南茅部が漁獲量日本一だからです。

地元民は、南茅部のことを茅部(かやべ)と呼びます。だからこそ、茅部昆布とPRしたいと考えています。

こんぶ先生の昆布作業の歴史

昆布作業の歴史は、南茅部で生まれ育った人たち全員の宿命です。

つまり、夏休みは長期間旅行になんていけない、ということを意味しますw

南茅部の昆布の繁忙期
  1. 基本は7月上旬から8月の中旬まで
  2. 早い場合は6月の中頃からスタート
  3. 遅い場合は9月上旬までやっている

※条件として、よほどの時化(台風など)がこない限りは毎日。

南茅部の生の昆布作業の時間帯
  1. 基本は午前3時から
  2. 地区によっては午前0時からのところもある
  3. 朝の作業はだいたい2〜3時間ほど

北海道の小・中・高の学生たちの夏休みは、7月25日頃からスタートし、8月20日には終わります。つまり最悪の場合、夏休みの全日程を昆布作業をしなければいけない、という宿命を背負っているということ。

とはいえ、しっかりとアルバイト代がもらえるので、ゲームや遊び代として重宝します。

私もスーパーファミコンのソフトや、任天堂64のゲームを買ったりしました!(年代がバレそうw)

もちろん作業は朝だけではありません!

その作業に関しては、おいおいご紹介していきますので、もう少々お待ちください。