ワタリガニは犯人じゃなかった!つまり冤罪(えんざい)であり、無実の罪をきせられていた。。犯人はいったい誰なんだ??
養殖の昆布の生産の準備が
着々と始まっております。今は種付けという作業をしていて、ロープに昆布のタネを取り付ける作業をしています。
そんな昆布のタネを、ワタリガニが狙っているらしく、十分注意して管理してください、とのこと。
ワタリガニが昆布のタネを好きだなんて知らんかった!
— こんぶ先生 (@konbulog) 2018年11月22日
こんにちは!
こんぶ先生(@konbulog)です。今回はタメになる知識というよりも、昆布の養殖現場においての、被害状況のお話しとなります。
※昆布養殖のタネが食べられるという被害が現在発生しております
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大謀網(定置網) 平成最後の冬に異変が。 当社ブログ更新しました⇒https://t.co/T3GIuoDfK3 pic.twitter.com/HA3gqDLXDn— いか塩辛|網元|野村水産@北海道函館 (@nomurasuisan_hd) 2018年11月24日
現在、我が地区ではワタリガニが大量に漁獲されており、ワタリガニが昆布のタネを食べるのではないか、という憶測がもとで、漁業関係者に昆布のタネの管理に注意するように、との注意喚起が行われました。
だがしかし、タネを取り付けたロープにカメラを設置して、原因究明にとりかかったところ、全く違う事実が判明しました!
その犯人とはいったい、、、??
※記事は2分くらいで読み終わります。昆布の活用方法ではないため、活用方法を知りたい方は下記リンクを参照ください。
昆布のタネを食べたのはワタリガニじゃなかった!
昆布のタネをつけたロープに、カメラを取り付け、事実確認をしたところ、ワタリガニは現れませんでした。
つまり、犯人ではなかったことを意味します。
異常発生・大量漁獲の影響で、犯人に仕立て上げられてしまった、というのは、ワタリガニさんにとっては遺憾であり、裁判にかけたら間違いなく勝利できることでしょう。
ですので、ワタリガニさんは無罪確定!となります。町を代表して謝罪させていただきます。疑ってゴメンナサイm(_ _)m
とはいえ、昆布のタネが食べられているというのは、紛れも無い事実であり、ワタリガニが犯人じゃなかったら一体誰が犯人なんだ!という話しになりますよね?
残念ながら、現場証拠となった画像はありませんが、犯人の写真は手に入れておりますので、そちらでご勘弁ください。
【事実】昆布のタネを食べていたのは、みんなが大好きなあのサカナだった!!
この状態でもわかる人にはわかると思いますが、居酒屋の定番のメニューの1つである、あの魚が犯人でした!
上の写真よりも、下の写真の方がピンと来るはずです!
もうおわかりになりましたよね??
、、、
はい!正解ですっ!w
犯人は(ほっけ)でした。
みんな大好きな、居酒屋にいったら必ず注文する?商品の代表である、ホッケこそが、昆布のタネを食べていた犯人だったのです!!
ただし、ここまで大きくなったホッケではなく、小さいホッケとのことなので、美味しいホッケになるためには必要な栄養なのかもしれません。
とはいえ、昆布養殖に大きな被害をもたらしているのは事実なので、犯人がわかったとはいえ、その対策に追われているのが現状としてあります。
網(アミ)で防ぐにしても、目の細かな網が必要になりますし、食べるにしても小さすぎてかわいそう、、(そもそも食べようとは思わない)
対策を施さない限り、昆布養殖が壊滅的な被害になるのは明らかなので、早急な対策が必要となります。
昆布漁師だけでなく、水産研究の北大の先生方の力をかりつつ、対策が急がれます。
というわけで、ワタリガニは犯人ではなく、無罪。本当の犯人はかわいい小さなホッケということで、締めさせていただきますw
情報に誤りがありましたので
訂正いたします!
昆布のタネを狙ってたのは
ワタリガニではなく、小さいホッケだという事実が確認されました。
原因究明のため、カメラを設置したら、犯人がノコノコと現れ、捕食現場を確保したとのこと。
大船地区にとくに被害が多く出ているとのこと。— こんぶ先生 (@konbulog) 2018年12月1日
まとめ:昆布のタネを食べていたのはワタリガニではなく、小さなホッケでした
無罪:ワタリガニさん
有罪:小さなホッケくん
漁業被害ということで、対策が急がれておりますが、ホッケも大きく成長してほしい、という願いもあります。
昆布のタネを食べるのではなく、別の資源を提供して食べてもらう、という対策もありなのかもしれませんね。