干ししいたけは洗うべきかどうか悩んでいる人
「そもそも洗った方がいいのだろうか?それとも拭くだけでいいのか?正しい方法を知りたい。拭くだけでいいならその理由について教えてほしい。中国産も国産も、扱い方は同じで大丈夫なのか知りたい。」
こういった疑問にお答えします!
- ①干ししいたけは洗わずに拭くのが正しい使用方法です
- ②洗いたい場合は戻してから塩水で洗う
- 干ししいたけは洗わずに、拭くだけでよいと理解できる
- 洗う必要のない理由と、拭くだけでよい理由について理解できる
- 中国産の物に関しては、用心する必要があると理解できる
- 具体的な拭く手順が理解できる
この記事を書いている僕は、昆布作業歴が25年ほどで「昆布の生産量日本一」の町である「南茅部地区」に現在も住んでいて、昆布の作業をしつつもサイトを運営しています。
昆布と干ししいたけに共通点はないように思われがちですが、同じ乾物であり、かつダシが出る&昆布との相性がバツグンな食材なので、親友といっても過言ではありませんw
興味があれば、こちらの「こんぶ先生のプロフィール(@konbulog)」もチェックしてみてください。
干ししいたけに関しての素朴な疑問や、不安な方はぜひ記事をご覧ください。
※記事は2分くらいで読み終わります。深掘りした解説などは、関連記事にてご確認ください。
目次
干ししいたけは洗わずに「拭く」のが正しい使用方法です
干ししいたけは洗わずに「拭いてから使う」のが正しい使用方法です。
- ①無農薬栽培だから(中国産は別)
- ②基本的には土には触れない
- ③戻してから、戻し汁をこせばよい
水で流してしまうデメリットとしては、うま味成分も一緒に流れてしまうことにあります。
ですが、干ししいたけは戻すまでには半日ほどの時間がかかるため、正直サラっとなら水で流しても問題はありません。
潔癖で気になる、という方のみ、洗うことをオススメしますが、基本的に拭くだけで十分です!(昆布に関しても拭くだけでOKで、いりこ(煮干し)に関しては頭と内臓をとる下処理が必要です)
ただし、中国産に限っては念入りに洗う必要があるかもしれません。
干ししいたけの市場に関しても、中国産がかなりの割合を占めています。
異物混入・農薬の問題はいつになっても無くなることはありません。
安心・安全を求めるのであれば、国産の干ししいたけを選んで購入する必要があります。
国産に限ってだけ言えば、洗う必要はなく、拭くだけでOKです!
①カタく絞ったフキンやペーパーでサッと拭く
拭く方法は簡単で、その際に用意するものは布巾(フキン)かキッチンペーパーです。
フキンやペーパーを濡らし、カタく絞ってから使用します。
ポイントとしては、力強くではなく、サッと軽く汚れを落とすというイメージで拭きます。
そもそも拭く理由としては、乾燥する過程で付着したホコリや木クズを取り払うのが目的なため、ゴシゴシこする必要はありません。
表面をササッと拭くだけ!
これで干ししいたけの準備は完了です。
※気になる人向け:戻した後で、塩水で洗うのがよい
ササッと拭くだけだと、どうしても気になる方には、干ししいたけを戻した後で、塩水でしいたけを洗いましょう。
この際は、だし汁としいたけは別にして、シイタケだけを洗います。
塩水である理由は、しいたけの細胞が引き締まることで余分な栄養が流れ出てしまわないためです。
塩水の分量としては、水1㍑に対し塩を20g~30gを使うと、海水の濃度と同じくらいになります。
どうしても気になる方は、塩水の中で汚れを落としましょう。
残った干ししいたけの保存方法について
開封して残った干ししいたけの正しい保存方法については、下記を参考にしてください。
上記の記事には、ダシ汁の保存方法についても書いております。
まとめ:干ししいたけは軽くササッと拭くだけで大丈夫です
まとめとして
干ししいたけは水で洗う必要はなく、サッと拭くだけでOK。
ただし国産に限る。中国産はしっかりと洗いましょう。
どうしても洗いたい人は、戻してから、塩水でしいたけを洗うこと。
残った干ししいたけの保存方法・取っただし汁の保存方法については下記記事を参照ください。
干ししいたけの拭く方法については以上です。
正しい知識をもって、美味しい楽しいダシライフを満喫しましょう!