かつお節の保存方法について悩んでいる人
「開封したはいいが、正しい保存方法がわからない。開封後の保存方法と、日持ちの目安について知りたい。保管に適している場所の理由や根拠についても教えてほしい。」
こういった疑問にお答えします!
- かつお節の開封後の正しい保存方法について
- 保管に適している場所について
- かつお節の弱点や日持ち期間について
- ①かつお節の正しい保存方法を理解できる
- ②開封してからの日持ちの目安が理解できる
- ③湿度と空気と日差しが大の敵であると理解できる
- ④最適な保管場所が理解できる
この記事を書いている僕は、昆布作業歴が25年ほどで「昆布の生産量日本一」の町である「南茅部地区」に現在も住んでいて、昆布の作業をしつつもサイトを運営しています。
昆布とかつお節に共通点はないように思われがちですが、同じ乾物であり、かつダシが出る&昆布との相性がバツグンな食材なので、親友といっても過言ではありませんw
興味があれば、こちらの「こんぶ先生のプロフィール(@konbulog)」もチェックしてみてください。
かつお節に関しての素朴な疑問や、不安な方はぜひ記事をご覧ください。
※記事は2分くらいで読み終わります。深掘りした解説などは、関連記事にてご確認ください。
目次
かつお節の開封後の正しい保存方法について
開封後のかつお節は、正しく保存する必要があります!
その理由は、かつお節は空気に触れることで酸化してしまい、うま味や風味を失う原因になるからです。
ですので、かつお節を購入する際は大袋で買うのではなく、小分けされたものを選んで買うか、1ヶ月ほどで使い切れる量だけ買うのがオススメです。
とはいえ、かつお節の大袋を開けてから「どう保存したらいいのだろう?」と悩んでいるからこそ、この記事を読んでいるはずです。
では実際に、どう保存すればよいのか、見ていきましょう!
①開封後はジップロックなどの密閉できる袋に入れる
かつお節を大袋で購入し、開封したらすぐにジップロックなどの密閉できる袋に入れましょう!
酸化を最小限に防ぐことで、うま味や風味を保つためです。
ジップロックに入れる時のポイントとしては、空気をしっかり抜くこと。
空気に触れることで酸化するため、たくさんの空気と一緒に保存したら意味がありません。
ですので、しっかりと空気を抜いた上で、密閉しましょう。
ジップロックであれば、近くのスーパーでも買えますし、ネットですぐに手に入ります!
かつお節は軽いですが場所をとるため、大きめの袋をつかうのがベストです。
②湿度の低い場所・冷凍保存する
かつお節の保管に適している場所は、湿度の低い場所、もしくは冷凍・冷蔵庫内です。
ジップロックに入れてしまえば、湿度が高くともあまり関係はありませんが、用心しておくことに越したことはありません。
そもそも、かつお節だけでなく、だしが出る乾物系は湿気にめちゃくちゃ弱いです。
ひとたび湿気にさらされてしまうと、パリパリのはずのかつお節がヘナヘナになり、最悪の場合カビが発生して使い物にならなくなってしまいます。
干ししいたけに関しても、湿気によって「干し」がとれ、ただのしいたけになるかと思いきや、しけった「カビクサしいたけ」になってしまうため、湿気のあるところでの保存は絶対にやめましょう!
保存スペースが空いているなら、冷凍室が一番オススメです。
- ①冷凍室
- ②冷蔵庫
- ③湿度の低い・日を浴びない場所
③直射日光の浴びない場所で保管する
かつお節は、直射日光を浴びることで簡単に日焼けするため、日を浴びない場所で保管しましょう。
なぜ日焼けがダメかというと、うま味や風味が失われ、だしをとってもあまり美味しくないダシ汁ができてしまうからです。
ですので、保存場所はしっかりと決めておきましょう!
- ①冷凍室
- ②冷蔵庫
- ③湿度の低い・日を浴びない場所
④開封後の保存期間の目安は1ヶ月
一度開封してしまうと、どんなに頑張って密閉しても酸化ははじまっているため、早めに使い切りましょう!
ジップロックでの保存期間の目安としては、1ヶ月ほどです。
さらに冷凍室にて保管するのであれば、1ヶ月といわずに保存がききますが、こまめに空気にさらすのであれば、早めに使い切りたい、というのが本音です。
かつお節のだし汁の作り方は、湯出しと水出しがあり、水出しであれば冷蔵庫内で水に浸けおきするだけなので非常に簡単です。
詳しくは以下の記事にて書いておりますので、ぜひ読んでみてください。
かつお節のだし汁の保存方法について
かつお節で取っただし汁は、冷蔵庫・冷凍室にて保存しましょう。
冷蔵庫であれば3日以内に使い切りましょう。だしを取った容器のままでOKですし、ジップロックなどに詰め替えるのでもアリです!
冷凍保存であれば1ヶ月が保存期間の目安となります。
※目安の基準は、うま味や風味が保たれる期間を意味します。
冷凍保存する際には、フリーザーパックか「だし氷」にするのがオススメです。
※商品リンクは参考までに。だし氷用の容器は100均で買えるため、100均で買うことをオススメします。
まとめ:かつお節は大量に買わない・密閉して保存する
まとめとして
かつお節は大袋で買わずに、小分けしたものを買うようにしましょう!
大袋で使用する場合は、ジップロックに入れ、冷凍室にて保存しましょう。
だしが出る乾物系は湿気が大敵なため、間違っても湿気の多い場所での保管は今すぐやめましょう。
直射日光で簡単に日焼けして劣化してしまうため、日の当たらない場所にて保管しましょう。
- ①冷凍室
- ②冷蔵庫
- ③湿度の低い・日を浴びない場所
かつお節の正しい保存方法については以上です。
正しい保存の知識を持って、美味しく楽しいダシライフを満喫しましょう!